🎶 Elevate Your Listening Experience!
The XDUOO TA20 Plus is a high-performance balanced tube headphone amplifier designed for audiophiles. Featuring a robust Class A output, it utilizes premium Japanese capacitors for superior sound quality and an aluminum shielded case to minimize interference. Perfect for a variety of headphones, this amplifier delivers a rich, refined audio experience.
Manufacturer | XDUOO |
Manufacturer reference | XDUOO TA20 Plus |
ASIN | B0CH8CYB6L |
純**大
これぞハイブリットアンプのお手本
同社のMT-604を使用しておりましたが、フルバランスで楽しめる真空管アンプがもう一つ出てきたので購入してみました。本機は双極管12AU7を2本搭載しており、1本に2回路あるためL+、L-、R+、R-のバランス構成としており、トランジスターとのハイブリットアンプです。真空管12AU7は12AX7と並んで音が良いと好評のものです。6J1よりひと回り大きくヘッドホンで楽しむには良いドライバー管と思いました。またどのアンプでも重要な整流回路に整流管5Z4Pを採用し、音質面で大きく貢献していると感じます。赤いツマミを回すことで音量を調整、押すことでAUX1→AUX2→BALと入力が切り替わります。音量はオレンジに光るドット表示で数値として、電源ON後わかるようになっています。明る過ぎることなく見やすくちょうど良いです。電源OFF前の音量を記憶しているので、アナログ抵抗による音量調整機構ではないでしょう。各真空管の足元にオレンジに光るLEDっぽいものがあり、見た目にウォーム感があってとても良いです。音質ですが息を飲むようなリアリティの高さや全く遅れのない鋭い立ち上がりを求める方には本機は向かないと思います。ゆったりと音楽を楽しむ、それでいて低音から高音まで厚みをもって堂々と鳴っている、そんな傾向です。音場は一つ一つの楽器がやや広めの空間で構成され、それぞれの空間で歪みの少ない強烈なアタック、楽器が歌っているかのような滑らかで伸びのよい余韻を聴かせてくれます。遠近感もよく出ていて遠くの音も厚みや重さ、表情がしっかりある。全音域でガチガチではなく、非力にならず、伸びやかに底力をもって鳴りますので、しっかりした電源部であると伺えます。クリーンな電源、純銅製のプラグとインレット、電源ケーブルはリケーブルした環境での評価になります。設置に関しては内部で高電圧を使用していますので、デジタル機器とはかなり離さないとデジタル機器側で音色が変わるほどの影響がでます(20cm以上を推奨)12AU7をMullardに替えてみましたが、ややエコーがかかったような表現となり、音の厚みが薄れたので止めました。12AU7Wという選択肢もありますがどうだろうか?今後、やってみるかもしれません。搭載されている12AU7はメーカー名が書いておらず、xDuooのロゴマークがプリントされています。中華真空管でよく感じるガサガサ感やアタック部分で表現が甘いとかがないので、今のところ管は差し替えなくてもいいかなと思っています。それよりも電源やXLRケーブルで追い込む方向性になるかな。ハイブリット真空管アンプに拘るわけではありませんが、聴き疲れせずゆったりと音楽を一つ上の上質な聴き心地を求めるとこうしたアンプになってきます。それは一種の思い込みではないかと思い、トランジスタアンプやオペアンプを改めて聴くと音が固いなとか、表現力が足りないなとか、ちょっとしたノイズや濁りまで増幅してしまって余計なものが乗ってると感じてしまいます。ハイエンドな機器になればそういったことはないでしょうが、細かな変化に大金をつぎ込んでは失敗と成功を繰り返す労力と資金力の世界が私には間近かもしれません。
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